南極海氷、2026年最大面積は観測史上3番目の低水準に
- 2026年9月14日ごろに南極海氷の最大面積は1759万平方キロメートルに達したとみられる。
- 1978年開始の衛星観測では、3番目に小さい最大面積となった。
- 南極海氷は2016年頃まで増加傾向だったが、その後有意な減少に転じた。
- 2023年には過去最小の最小値と最大値を記録し、低下した状態が続いている。
- NASAやJAXAなどが長期監視を続け、今回のデータはNSIDCが提供した。
何が起きたか
南極の海氷面積は2026年9月14日に今年の最大値を迎えた可能性が高く、その値は1759万平方キロメートルで、衛星観測記録上3番目に小さい最大面積となった。
わかっていること
南極の海氷は2026年9月14日に年間最大面積に達したとみられる。
その面積は1759万平方キロメートル(約679万平方マイル)だった。
これは観測史上3番目に低い最大記録である。
南極の海氷は2016年頃まで増加傾向にあったが、その後は有意な減少が始まり、2023年には過去最小の最小値と最大値を記録した。低下した状態はその後も続いている。
海氷面積は受動マイクロ波センサーを用いて衛星から観測されており、海氷は海水より強いマイクロ波を放射するため、天候にかかわらず連続的に計測できる。観測記録は1978年のNimbus-7衛星から始まり、現在はJAXAのGCOM-W衛星などが用いられている。
今回のデータは米国雪氷データセンター(NSIDC)が提供し、NASA Earth Observatoryが2026年10月6日に画像で公開した。
なぜ重要か
南極の海氷変動は地球の気候変動を示す重要な指標であり、NASAやJAXAなどの宇宙機関が長期にわたって監視を続けている。2016年以降の顕著な減少は、従来の不確かな増加傾向からの明らかな転換を示しており、科学者の関心を集めている。
出典
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