ISSクルーメンバーがサリラキ斜長岩塊を撮影
国際宇宙ステーションのクルーメンバーが2026年8月28日、サリラキ斜長岩塊を撮影した。斜長岩は月の高地にも広く見られる岩石だ。
- ISS第75次長期滞在のクルーが、サリラキ斜長岩塊を撮影した。
- 画像は2026年8月28日に取得され、Nikon Z9デジタルカメラが使われた。
- サリラキ塊は後期先カンブリア時代に形成され、ゴンドワナ形成時の変形で南北方向の線状パターンを示す。
- 月の斜長岩は月のマグマオーシャンから晶出して外殻を形成し、地球上の斜長岩は月面地質との比較対象になる。
何が起きたか
国際宇宙ステーション(ISS)の第75次長期滞在のクルーメンバーが、サリラキ斜長岩塊を撮影した。画像は2026年8月28日に取得された。
わかっていること
サリラキ斜長岩塊は国際宇宙ステーションから撮影され、画像は2026年8月28日に取得された。
撮影は第75次長期滞在のクルーメンバーによるもので、Nikon Z9デジタルカメラが使われた。この撮影には400ミリメートルという値が示されている。
画像はISS Crew Earth Observations Facilityが提供した。画像にはトリミングと強調処理が施され、レンズアーティファクトが除去された。
斜長岩は大きな鉱物結晶からなる深成岩で、月面では一般的だ。地球からは月の高地として見え、地球上ではカナダ東部、スカンジナビア、インド南部、マダガスカルに分布する。
サリラキ塊は後期先カンブリア時代に形成され、延性せん断帯内にある。高温高圧で変成と再形成を受け、南北方向の線状パターンを示す。この変形はゴンドワナ形成時に起きた。
サリラキ塊の北には別の斜長岩塊があり、サリラキ塊から引き離された。
月の斜長岩は月のマグマオーシャンから晶出し、月の外殻を形成した。月試料はアポロ宇宙飛行士によるもので、モンタナ州のビアトゥース山地の斜長岩は月の斜長岩と組成が一致する。
なぜ重要か
月の表面では斜長岩が一般的で、地球からは月の高地として見える。地球上の斜長岩分布は、月の高地地殻と比較できる陸上の岩石例を提供する。
月の斜長岩は月のマグマオーシャンから晶出して外殻を形成し、ビアトゥース山地の斜長岩は月の斜長岩と組成が一致する。このため、地上の斜長岩は月面地質を追う際の比較対象になる。
出典
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