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キュリオシティ、火星着陸14周年と5000ソルを達成—バジェ・グランデを走行中

2026年9月11日の地球計画日、チームは米国のレイバーデーに伴い2日分の活動を立案。多数の節目と今後の接触分析・LIBS観測が明らかになった。

  • キュリオシティは2026年8月6日に火星着陸14周年と5000ソル到達を達成した。
  • 同ローバーは標高差1kmの節目も越え、次は2026年11月26日の打ち上げ15周年を迎える。
  • 2026年9月11日時点ではバジェ・グランデを上方へ移動し、直径25~200mの淡い縞模様領域を走行している。
  • APXS、MAHLI、ChemCamによる接触分析やLIBS観測が複数の地点で実施・計画されている。
  • 長期運用で得た遠隔分析と自律走行の知見は、将来の月面ローバーや着陸機の設計にも応用可能だ。

何が起きたか

2026年9月11日(金)、米国のレイバーデー(9月第1月曜日)明けの地球計画日において、キュリオシティの運用チームは2日分の活動を計画した。この週までに、同ローバーは火星着陸14周年(8月6日)、5000ソル、および標高差1kmの各節目を相次いで達成している。

わかっていること

キュリオシティは2026年8月6日に「ランディバーサリー」(着陸14周年)を迎えた。これに加えて5000ソル到達、標高差1km到達といったマイルストーンも達成している。次なる節目は2026年11月26日の打ち上げ15周年である。

現在、ローバーはバジェ・グランデを上方へ移動中であり、直径25~200mの淡い縞模様がみられる領域を走行している。地形はまばらな粗い質感の露頭が点在し、約60mの走行の後、ひとつの小さな粗い露頭が接触分析とLIBSに十分な距離に位置している。

APXSとMAHLIは、ブラシで清掃した節のある節理岩盤をセロ・アルマソネスおよびモンテ・メリモユの2地点で調査した。ChemCamはトゥタ・ワルパスとアクジャワシでレーザー誘起破壊分光(LIBS)観測を実施した。MastcamとChemCamはミシェ・モクワとコルディジェラのモザイク画像を取得し、さらに両機器でラ・リネア方向を振り返るモザイクも撮影した。

Mastcamはチョコラタルのこすり跡を記録するモザイクと、サリバンフィールドのモザイクを撮影した。サリバンフィールドは砂れき、メガリップル、横列風成リッジで構成され、ロバート・サリバンにちなんで命名されている。Navcamが前方経路の画像を取得し、環境チームはルーチンのモニタリング活動を計画した。

2026年9月11日の計画は、レイバーデー(9月第1月曜日)に伴う連休を経て2日分の活動として組まれた。APXSの戦略立案とペイロードのアップリンク/ダウンリンク主任は、ニューブランズウィック大学のキャサリン・オコンネル=クーパーが務めた。

なぜ重要か

キュリオシティの長期にわたる運用は、APXS・MAHLIによる接触分析やChemCamのLIBSといった、月面探査でも応用可能な遠隔分析技術の知見を蓄積している。砂れきや粗い露頭が混在する複雑な地形での自律走行と科学的優先順位づけのノウハウは、将来の月面ローバーや着陸機のミッションデザインに資するものである。

今後の見通し

MAHLIはユンガイとチュチュ、APXSはチュチュをそれぞれ調査する予定。ChemCamのLIBSはプヤ・ライモンディおよびリオラエムス・タクナエを観測する計画となっている。

出典

  1. 1.NASA News Releases

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